新刊情報

2011年07月刊行のお知らせ

手塚治虫文庫全集「未来人カオス」第1巻

  1. 「未来人カオス」第1巻<あらすじ>

     卒業できれば宇宙移民局幹部の未来が約束される「銀河総合アカデミー」。須波光二はそのアカデミーを大親友である大郷錠とともに受験をするのだが、大郷の裏切りにより殺されてしまう。その後、須波は謎の異星人により復活するのだが、大郷のたくらみにより砂漠の惑星へ島流しにされてしまう。その地で彼は「カオス」と名付けられる。はたしてカオスは地球に戻り、大郷に復讐することはできるのか……。第13章「対決」までを収録。

  2. <手塚治虫漫画全集収録巻数>
    • 手塚治虫漫画全集MT131~132『未来人カオス』第1~2巻収録
  3. <初出掲載>
    • 1978年4月16日号?1979年1月1日号 週刊少年マガジン連載

手塚治虫文庫全集「未来人カオス」第2巻

  1. 「未来人カオス」第2巻<あらすじ>

     大親友だった大郷錠の裏切りにより殺され、謎の異星人によって復活を遂げながらも大郷のたくらみにより砂漠の惑星へと島流しにされた須波光二こと「カオス」。友の裏切りにあったカオスだが、逆に多くの異星人の親友を得ていく……。『大地の顔役バギ』や手塚治虫漫画全集未収録の『あとがきにかえて』も併録した、手塚治虫が「友情」について描いたスペース&ヒューマンドラマシリーズ『未来人カオス』完結の第2巻。

  2. <手塚治虫漫画全集収録巻数>
    • 『未来人カオス』(手塚治虫漫画全集MT133『未来人カオス』第3巻収録)
    • 『あとがきにかえて』(手塚治虫漫画全集未収録)
    • 『大地の顔役バギ』(手塚治虫漫画全集MT321『大地の顔役バギ』収録)
  3. <初出掲載>
    • 『未来人カオス』 1978年4月16日号?1979年1月1日号 週刊少年マガジン連載
    • 『あとがきにかえて』 1978年10月1日号 週刊少年マガジン掲載
    • 『大地の顔役バギ』 Part I 1975年9月8日号 少年アクション掲載
    • 『大地の顔役バギ』 Part II 1975年10月20日号 少年アクション掲載
    • 『大地の顔役バギ』 Part III 1975年11月17日号 少年アクション掲載
    • 『大地の顔役バギ』  Part IV 1975年12月15日号 少年アクション掲載
    • 『大地の顔役バギ』 Part V 1976年1月12日号 少年アクション掲載(未完)

手塚治虫文庫全集「ジャングルタロ」

  1. 「ジャングルタロ」<あらすじ>

     水爆実験の実験体として、島におきざりにされた動物たち。互いに助け合い原爆が爆発する直前に命からがら脱出し、途方にくれながら広大な海を漂流していたとき、動物たちの言葉を理解する日本人少年の太郎と出会う。彼らをのせた船は無人島に辿り着くが、そこで太郎と動物たちを待ち構えていたのは、過酷な試練だった! 動物たちの可愛らしさとは裏腹に、人間の愚かな欲望が渦巻く社会派冒険ストーリー!! 他4編収録。

  2. <手塚治虫漫画全集収録巻数>
    • 『ジャングルタロ』(手塚治虫漫画全集MT256『ジャングルタロ』収録)
    • 『お山の三五郎』(手塚治虫漫画全集MT318『ピロンの秘密』収録)
    • 『どんぐり行進曲』(手塚治虫漫画全集MT379『魔神ガロン』第5巻収録)
    • 『流星王子』(手塚治虫漫画全集MT316『流星王子』収録)
    • 『おお!われら三人』(手塚治虫漫画全集MT316『流星王子』収録)
  3. <初出掲載>
    • 『ジャングルタロ』 1958年8月号~1959年6月号 おもしろブック連載
    • 『お山の三五郎』 1958年4月号~1959年3月号 小学三年生連載
    • 『どんぐり行進曲』 1959年1月号~6月号 少女クラブ連載
    • 『流星王子』 1955年4月号~1956年3月号 中学生の友連載
    • 『おお!われら三人』 1956年4月号~1957年1月号 中学生の友連載

手塚治虫文庫全集「鬼丸大将」

  1. 「鬼丸大将」 <あらすじ>

     青い目、赤い髪、毛むくじゃらの巨体……。日本人から見て「異質」の存在だった鬼丸一家は、異邦人というだけで迫害され、「鬼」と恐れられていた。功名にはやる藤原良範は、鬼退治と称して鬼丸の両親を殺害する。その後、投獄された鬼丸は、獄中の責め苦に耐え抜き、平将門とともに理想の国をつくるべく、東へ向かう。それを反乱とみなした政府は、大軍を繰り出して制圧に向かうのだった。手塚漫画のなかで唯一の原作つき作品!

  2. <手塚治虫漫画全集収録巻数>
    • 手塚治虫漫画全集MT174~175『鬼丸大将』第1~2巻収録
  3. <初出掲載>
    • 『鬼丸大将』1969年1月1日号~6月29日号 少年キング連載

手塚治虫文庫全集「空気の底」

  1. 「空気の底」<あらすじ>

     空気の底で蠢くちっぽけな人間たちの世界。息が詰まるような日々の暮らしの中で、若者たちの満たされぬ愛と、やり場のない怒りが、しだいに人々を追い詰めていく……!「プレイコミック」創刊時から月1回掲載された『空気の底』シリーズを中心に、手塚氏本人もお気に入りという熱のこもった問題作を多数収録した異色の短編集!

  2. <手塚治虫漫画全集収録巻数>
    • 『空気の底』シリーズ(手塚治虫漫画全集MT264『空気の底』収録)
    • 『処刑は3時におわった』(手塚治虫漫画全集MT261『時計仕掛けのりんご』収録)
    • 『おそすぎるアイツ』(手塚治虫漫画全集MT284『サスピション』収録)
    • 『聖女懐妊』(手塚治虫漫画全集MT261『時計仕掛けのりんご』収録)
    • 『帰還者』(手塚治虫漫画全集MT261『時計仕掛けのりんご』収録)
  3. <初出掲載>
    • 『空気の底』シリーズプレイコミック掲載
    • 「ジョーを訪ねた男」1968年9月25日号
    • 「野郎と断崖」1968年11月25日号
    • 「グランドメサの決闘」1969年3月10日号
    • 「うろこが崎」1969年6月10日号
    • 「夜の声」1968年10月25日号
    • 「そこに穴があった」1969年8月10日号
    • 「カメレオン」1969年12月13日号
    • 「猫の血」1969年10月10日号
    • 「わが谷は未知なりき」1969年9月10日号
    • 「暗い窓の女」1969年7月10日号
    • 「カタストロフ・イン・ザ・ダーク」1970年2月14日号
    • 「電話」1969年11月10日号
    • 「ロバンナよ」1970年3月14日号
    • 「ふたりは空気の底に」1970年4月11日号
    • 『処刑は3時におわった』1968年6月号 プレイコミック掲載
    • 『おそすぎるアイツ』1968年8月号 プレイコミック掲載
    • 『聖女懐妊』1970年1月10日号 プレイコミック掲載
    • 『帰還者』1973年1月13日号~1月27日号 プレイコミック掲載

手塚治虫文庫全集「メタモルフォーゼ」

  1. 「メタモルフォーゼ」<あらすじ>

     20XX年、凶悪犯は手術で動物に改造されていた。改造センターの監視員ザムザがたどる戦慄の運命を描く衝撃作「ザムザ復活」をはじめ、手塚治虫が自らの作品の大きな要素のひとつと認める「変身=メタモルフォーゼ」を主たるテーマとして編んだ、傑作短編集!

  2. <手塚治虫漫画全集収録巻数>
    • 『メタモルフォーゼ』シリーズ(手塚治虫漫画全集MT88『メタモルフォーゼ』収録)
    • 『インセクター』(手塚治虫漫画全集MT284『サスピション』収録)
    • 『インセクター 蝶道は死のにおい』(手塚治虫漫画全集MT284『サスピション』収録)
    • 『夜よさよなら』(手塚治虫漫画全集MT325『夜よさよなら』収録)
    • 『ダリとの再会』(手塚治虫漫画全集MT128『タイガーブックス』第8巻収録)
  3. <初出掲載>
    • 『メタモルフォーゼ』シリーズ月刊少年マガジン掲載
    • 「ザムザ復活」1976年5月号
    • 「べんけいと牛若」 1976年6月号
    • 「大将軍 森へ行く」 1976年8月号
    • 「すべていつわりの家」1976年9月号
    • 「ウオビット」1976年10月号~11月号
    • 「聖なる広場の物語」1977年1月号
    • 「おけさのひょう六」1974年4月21日号
    • 『インセクター』1979年4月8日号 月刊少年マガジン掲載
    • 『インセクター 蝶道は死のにおい』 1979年5月27日号 週刊少年マガジン掲載
    • 『夜よさよなら』1985年7月31日号 週刊少年マガジン掲載
    • 『ダリとの再会』1982年3月31日号 週刊少年マガジン掲載
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