2011年10月刊行のお知らせ
手塚治虫文庫全集「火の鳥」第1巻
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<あらすじ>
「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」シリーズがついにはじまる! 第1巻には「騎馬民族渡来説」を取り入れ、独自の解釈による日本神話を描いた「黎明編」に加え、手塚治虫エッセイ集より抜粋した「『火の鳥』のロマン」を掲載。
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<手塚治虫漫画全集収録巻数>
- 『火の鳥』黎明編(手塚治虫漫画全集MT201~202『火の鳥』第1~2巻収録)
- 『「火の鳥」のロマン』(手塚治虫漫画全集別巻MT389『手塚治虫エッセイ集』第3巻収録)
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<初出掲載>
- 『火の鳥』黎明編 1967年1月号~11月号 COM連載
- 『「火の鳥」のロマン』1983年1月号 「旅」掲載
手塚治虫文庫全集「火の鳥」第2巻
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<あらすじ>
30世紀半ばの未来。地下に永遠の都を築き生活をする人類。その中のひとつ「ヤマト」にて生活をするマサトは、「電子頭脳ハレルヤ」により抹殺を命じられたムーピーのタマミを救うべく地上に脱出し、そこで猿田博士が暮らすドームに収容される。それは、長い長い物語の始まりだった……。火の鳥により永遠の命を与えられたマサトが、地球と生命の再生を担う「未来編」の他、エッセイ「『火の鳥』と私」を収録した「火の鳥」第2巻。
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<手塚治虫漫画全集収録巻数>
- 『火の鳥』未来編(手塚治虫漫画全集MT203『火の鳥』第3巻収録)
- 『「火の鳥」と私』(手塚治虫漫画全集別巻MT389『手塚治虫エッセイ集』第3巻収録)
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<初出掲載>
- 『火の鳥』未来編 1967年12月号~1968年9月号 COM連載
- 『「火の鳥」と私』1969年12月25日号 「火の鳥黎明編」掲載
手塚治虫文庫全集「ネオ・ファウスト」
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<あらすじ>
人生に絶望した一ノ関教授は悪魔メフィストと取引し、魂と引き換えに新しい人生を手に入れた。彼は自らの手で生命を想像するという恐ろしい野心を抱くが……!?
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<手塚治虫漫画全集収録巻数>
- 手塚治虫漫画全集MT368~369『ネオ・ファウスト』第1~2巻収録
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<初出掲載>
- 第1部 1988年1月1日号~11月11日号 朝日ジャーナル連載
- 第2部 1988年12月9日号~12月16日号 朝日ジャーナル連載(未完)
手塚治虫文庫全集「ばるぼら」
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<あらすじ>
耽美主義の人気作家・美倉洋介が駅で出会ったみすぼらしい少女バルボラ。酒びたりで自堕落な彼女が家に居着いてからというもの、美倉のインスピレーションは冴え渡り……。はたして彼女は悪魔か女神か!? 芸術家の栄光と苦悩をめぐる、不可思議きわまる幻想譚!
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<手塚治虫漫画全集収録巻数>
- 手塚治虫漫画全集MT145~146『ばるぼら』第1~2巻収録
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<初出掲載>
- 1973年7月10日号~1974年5月25日号 ビッグコミック連載
手塚治虫文庫全集「プライムローズ」第1巻
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<あらすじ>
いつの時代かも、どの場所かもわからない……。敵対していたククリット王国とグロマン王国は和平のため、お互いの生まれてまもない第三王子と第三王女を交換した。ククリット王国の王女として立派に成長したエミヤだったが、スポーツ大好きのおてんばな性格で、両親はいつも手をやいていた。ある日の舞踏会で、グロマン国のピラール殿下の踊りの誘いを断ったエミヤだったが、知られざるふたりの関係とは……!?
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<手塚治虫漫画全集収録巻数>
- 手塚治虫漫画全集MT348~349『プライム・ローズ』第1~2巻収録
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<初出掲載>
- 1982年7月9日~1983年6月3日 週刊少年チャンピオン連載
手塚治虫文庫全集「ゴブリン公爵」
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<あらすじ>
中国の権力者・江青の甥の珍鬼は、予知夢により安陽にある遺跡から燈台鬼を発掘する。燈台鬼に付いていた甲骨文から、殷の時代に造られた巨大ロボットだと判明する。珍鬼は、この燈台鬼を使って世界征服を目論むのだが……。超能力と古代史をミックスしたSF冒険漫画!
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<手塚治虫漫画全集収録巻数>
- 手塚治虫漫画全集MT352~353『ゴブリン公爵』第1~2巻収録
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<初出掲載>
- 1985年9月6日号~ 1986年2月28日 週刊少年チャンピオン連載