「水木しげる漫画大全集」第15回配本の2冊、『貸本版　墓場鬼太郎1』と『木槌の誘い』が本日発売となりました。

『貸本版　墓場鬼太郎1』には、まさにあの「鬼太郎」が、商業出版で初めて描かれた記念すべき作品「幽霊一家」を収録。目玉おやじの発生、ねずみ男の初登場など、鬼太郎ファン必見のシーンが描かれています。また巻末に収録された「妖怪教室」は、その後多数出版される「妖怪図鑑」企画の原点として大変貴重な作品とされています。解説は、「鬼太郎」のアニメーション制作に深く関わったプロデューサー・清水慎治氏です。

『木槌の誘い』は、1998年から翌年にかけて、小学館「ビッグゴールド」に連載されました。広島県三次市に伝わる怪談「稲生物怪録」のコミカライズを軸に、水木しげる氏の妖怪研究の成果を発表しながらも娯楽を意識した作品です。解説は、作家の宮部みゆき氏です。代表作「火車」の誕生秘話が語られています。

月報『茂鐡新報』では今回も水木先生の最新ショットや制作秘話インタビューをたっぷりと掲載！　盛りだくさんの「水木しげる漫画大全集」、今月もすみずみまでご堪能ください。

最新情報は公式HPにて！

＞＞「水木しげる漫画大全集」公式サイトは
http://comic-sp.kodansha.co.jp/mizuki/