講談社まんがスカウトFes#3 最終結果発表

グランドチャンピオン ハツキス即掲載+賞金20万円

コイゴコロ

上機しほ

あらすじ
手芸部の藍は、「恋が叶う」と噂を流し、文化祭でお守りを売りさばいていた。それを聞きつけた、生徒会で幼なじみの草助が問い詰める。しかし藍の真意は別のところにあり…。
選者コメント
文化祭でのなんということのないコミカルな会話から、一転して主人公の切なさがあふれ出すエンディングへ…。心揺さぶられました。短いページに才能と可能性が詰まっています!
ハツキス 特命デスク キッシー
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各雑誌チャンピオン 受賞雑誌に即掲載+賞 金5万円

わるいこと

山鳥

あらすじ
後夜祭の最中、誰もいないはずの教室へ忘れ物を取りに戻った女子高生。だが、そこには近寄り難い雰囲気を持つ男子高生がいた。すると、その男は一緒にやらないかと誘ってきたのだ。「わるいこと」を―――。
ヤンマガ サード チャンピオン
ページ数が少なくても、「青春の一コマ」と呼べる瞬間を独自の雰囲気で切り取ったいい漫画だと思います。独自のネームセンスと画力に磨きをかけて、ぜひ連載目指してください!
ヤンマガ サード サード番長
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境界夢(さかいめ)

にし

あらすじ
生死の狭間にある“境界夢”。「どうでもいい」が口癖の瀬野鉄火は、その世界で「生きるか死ぬか」の選択を突きつけられる。様々な“死”を見た彼が出した結論とは。日常を退屈に感じる全ての人々に贈る、ドリーム・ファンタジー。
別冊少年マガジン チャンピオン
繊細美麗な絵柄と緻密な描き込みが、圧倒的満足感を伴って目に飛び込んでくる! イメージ描写を巧みに用いた不安感を煽る演出も上手かった。“絶望”と“希望”というテーマを見事描き切ってくれました。
別冊少年マガジン 編集長 カズシ
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学園天使の恋わずらい

はそら

あらすじ
本物の翼を見つけるため、下界の高校にきた天使・ガブリエルは、クラスメイトの真理菜に一目ぼれ。アタックするガブリエルだけど、そばにいると彼女のエネルギーを奪ってしまうことを知って!?
デザート チャンピオン
イケメンでありながら、ちょっと天然で残念な天使のキャラが凄くいい。話のテンポもよくて、自然とページをめくらされてしまいます。読者の心をつかむツボをすでに心得ているようで、今後がとても楽しみです!
デザート 編集長 しーげる
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女子高生のしっぽ

卯月ミヤ

あらすじ
ある日、全国の女子高生からしっぽが生えてくるという怪異が起きた。しかし女子高生の海野琴菜(うんの・ことな)にはしっぽが一向に生えてこなかった。悩んだ琴菜は……!?
ARIA チャンピオン
女子高生3人のキャラクターが繰り広げる“しっぽトーク”や“しっぽが痴漢にあってしまう”エピソードに笑いました! 新鮮な発想とキャラ性がとても“いいね!”な作品でした。
ARIA 編集長 ツッチー
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鉛色の島

甘味

あらすじ
女子高に通う夢と亜湖。親友のはずなのに、友達と言い切れないこの関係、いったい!? 夢の曖昧な笑顔、それは好意? 敵意? 見えない想いが二人の関係をうきぼりにして……。
なかよし チャンピオン
10代という曖昧さ。女子高の柔らかい空気感。友達というミステリー。自分の世界を支配してしまいそうな他者との関係性が危うく描かれていました。行間を描く作家性に感動しました!
なかよし 編集長 なかさん
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おおきなのっぽの、

あらすじ
小学四年生の女子、古戸蛍(ふるど・ほたる)には悩みがありました。ちょっと身長が大きすぎるんです・・・・・・! 思春期手前の小学生女子、そのアンバランスな日常をユーモラスに等身大に描きます。
月刊少年シリウス チャンピオン
設定やテーマがぼやけた作品が多い中、「おおきなのっぽの、」は「高身長の小学生女子」という設定をしっかり活かせていました。他人にとっては些細な、でも本人にとっては大きな悩みであるということを、読後感が悪くならない良い塩梅で描いたことも好印象です。
月刊少年シリウス 編集長 けんぴち
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ホラーショート・今日の不安『だまし絵』

ザック・寺・ルチャ

あらすじ
とある帰り道。道路に誰かが描いた錯覚をつかって立体に見えるだまし絵を発見する。「かもん」の文字に、ふと興味を抱き、指す方向に進んでみると…!?
ハツキス チャンピオン
日常と隣接したとてつもなく恐ろしい世界に、だれもが迷い込んでしまうかもしれない……という恐怖が、とてもうまく描かれています。だまし絵のかわいらしさが怖さを増幅し、不思議な読み味の作品となっています。
ハツキス 特命デスク キッシー
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