いやぁ、王道すぎて、でも、目が離せなくて、すごいです、海月姫。さえないオタクたちが、力を合わせてブランドを立ち上げる、プロデューサーは政治家の愛人の女装息子、設定がベタすぎて、でも、それを隠さずに仕上げるのは東村アキコさんの才能です。
細かいエピソードの一つ一つが、オタクおよびその候補の人たちの心をぎゅーーーーっと掴むんですよね。あるある、そうなの、でも、そことは距離を置きたい、でも、置けない、ああいう生活がしたい、ああ、でも、できない、といったような葛藤と、実際に漫画で行われている世界がいい。そして、腐女子と自称する皆が、ニートで親の仕送
いやぁ、王道すぎて、でも、目が離せなくて、すごいです、海月姫。さえないオタクたちが、力を合わせてブランドを立ち上げる、プロデューサーは政治家の愛人の女装息子、設定がベタすぎて、でも、それを隠さずに仕
上げるのは東村アキコさんの才能です。
細かいエピソードの一つ一つが、オタクおよびその候補の人たちの心をぎゅーーーーっと掴むんですよね。あるある、そうなの、でも、そことは距離を置きたい、でも、置けない、ああいう生活がしたい、ああ、でも、できない、といったような葛藤と、実際に漫画で行われている世界がいい。そして、腐女子と自称する皆が、ニートで親の仕送りで暮らしているのもリアルすぎ。
りで暮らしているのもリアルすぎ。アパレルが売れないのもリアルだし、月海がはじめ、洋服にまったく興味がないのもリアルすぎです。
ちょっと太めで、ちょっとおどおど、眼鏡を外して化粧をするとかわいい、そのままの月海でも好きになってくれるちょっとかっこいい男性、ダメダメ主人公をプロデュースする才能ある男友達など、もう、ここまでベタベタの内容をしっかり仕上げるのは、コテコテの料理をさっぱり仕上げて、しかも、みんなをリピーターにするくらいの名人芸です。
こんなのないでしょう、とか、そんなに都合よくいくかーーー、とツッコミどころ満載なのですが、それでも、主人公たちの境遇や気持ちに引き込まれ、自分でもなんかできるんじゃいかという気持ちになり、ほんわかと勇気が出る、これから月海がどうなっちゃうのか、早く続きが読みたいです。
アパレルが売れないのもリアルだし、月海がはじめ、洋服にまったく興味がないのもリアルすぎです。
ちょっと太めで、ちょっとおどおど、眼鏡を外して化粧をするとかわいい、そのままの月海でも好きになってくれるちょっとかっこいい男性、ダメダメ主人公をプロデュースする才能ある男友達など、もう、ここまでベタベタの内容をしっかり仕上げるのは、コテコテの料理をさっぱり仕上げて、しかも、みんなをリピーターにするくらいの名人芸です。
こんなのないでしょう、とか、そんなに都合よくいくかーーー、とツッコミどころ満載なのですが、それでも、主人公たちの境遇や気持ちに引き込まれ、自分でもなんかできるんじゃいかという気持ちになり、ほんわかと勇気が出る、これから月海がどうなっちゃうのか、早く続きが読みたいです。