通常、こういったコメントは中野先生モードで書くものだが、この作者の作品に関しては、中野先生の中の人としてのコメントが求められている気がしてならない。
どうもこんにちは、中の信子です。
さて、海月姫は、腐女子かつクラゲオタクであり、クラゲを心から愛してやまない主人公・月海が、時の総理の義弟で代々政治家一族であり世襲議員のイケメン息子2人に激しく求愛されるという、非現実的かつ妄想全開的ファンタジー設定と、「男を必要としない人生」の御託宣のもとオタク道を驀進する、女版キモオタ集団・尼~ずのなまなまし
通常、こういったコメントは中野先生モードで書くものだが、この作者の作品に関しては、中野先生の中の人としてのコメントが求められている気がしてならない。
どうもこんにちは、中の信子です。
さて、海月姫は、腐女子かつクラゲオタクで
あり、クラゲを心から愛してやまない主人公・月海が、時の総理の義弟で代々政治家一族であり世襲議員のイケメン息子2人に激しく求愛されるという、非現実的かつ妄想全開的ファンタジー設定と、「男を必要としない人生」の御託宣のもとオタク道を驀進する、女版キモオタ集団・尼~ずのなまなましい生態描写のコントラストがまず胸を打つ。デュフフコポォオウフドプフォカヌポウという感じ
い生態描写のコントラストがまず胸を打つ。デュフフコポォオウフドプフォフォカヌポウという感じがします。何なのだ、作品全体に漂うこのノスタルジーは……敢えて言おう! 私も尼~ずであったと!(ギレン・ザビ風味でご再生ください)宇宙人のような小顔女子、キラキラ輝くお姫様のような女子、それらを追いかけるオシャレ男子たち。彼らから見ればまったく、我々は異形の存在であった。同じホモ・サピエンスだというのに。
いや、彼らと我々は生殖不可能だから同じ種とはいえないかもしれない。
一つ苦言を呈するなら、作中、腐女子という設定がほとんど活かされていない。政治家は出てくるし、永田町BLも人気全盛の昨今、そこにも期待を寄せたい。読者の予想を小気味よく裏切るストーリー展開、今後もますます目が離せません。
がします。
何なのだ、作品全体に漂うこのノスタルジーは……敢えて言おう! 私も尼~ずであったと!(ギレン・ザビ風味でご再生ください)
宇宙人のような小顔女子、キラキラ輝くお姫様のような女子、それらを追いかけるオシャレ男子たち。彼らから見ればまったく、我々は異形の存在であった。同じホモ・サピエンスだというのに。
いや、彼らと我々は生殖不可能だから同じ種とはいえないかもしれない。
一つ苦言を呈するなら、作中、腐女子という設定がほとんど活かされていない。政治家は出てくるし、永田町BLも人気全盛の昨今、そこにも期待を寄せたい。読者の予想を小気味よく裏切るストーリー展開、今後もますます目が離せません。